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復讐をテーマにした、ロボット冒険アニメ！
先日動画配信サービスにて視聴し、大変楽しませていただいたので記事にしていきます。
この記事には多少のネタバレを含みますので、気にならない方は参照して頂ければ幸いです。
勝手にオススメ度(^^♪
ロボット度 ☆☆☆☆☆
コミカル度 ☆☆☆
熱血度 ☆☆☆
キャラ魅力度 ☆☆☆☆
合計オススメ度 ☆☆☆☆☆
作品の概要
TVアニメ「ガン×ソード」は2005年に放送されたロボットアニメ作品です。
地球とは別の惑星「エンドレス・イリュージョン」という架空の星が舞台となっております。
物語序盤の荒野のような世界描写に派手なロボットが登場するなど、斬新な設定がとても面白かったです。
アニメ全26話でロボット作品としては比較的視聴しやすい話数となっております。
漫画や小説なども展開しているみたいです。
なお漫画版では、アニメとは設定と内容が全然違うみたいです。
主題歌
OP曲「GUN×SWORD」
ED曲「A Rising Tide」
ストーリー
宇宙の吹き溜まりの惑星、「エンドレス・イリュージョン」。秩序はなく、欲望にまみれた世界。
荒野を彷徨う黒いタキシードの男「ヴァン」はある教会で悪党に襲われている一人の少女と出会い、命を救う。
彼女の名前は「ウェンディ」。成り行きとはいえヴァンは彼女を助け、彼女の町が危険に晒されていることを聞かされる。
さらに彼女は悪党に兄を攫われたと話した。
その腕を見込んでウェンディはヴァンに自分の町を救ってほしいと頼む。しかしヴァンは「自分たちでなんとかしろ」と断ってしまう。
その後悪党共が町に接近。町の銀行目当ての彼等は猶予を与えると去っていった。
ヴァンはミルク求め敵の本拠地に入り、賭けを楽しむ敵のボスに反感を買い撃たれてしまう。(本人に戦う意思は一切なし)
翌日、予告通り悪党は町を襲撃。悪党のボスは「ヨロイ」というロボットを操り、ウェンディの町を破壊していった。
ウェンディは抵抗するも、敵に捕まってしまう。
ボロボロになっていく町の中、そこにヴァンがかっこよく現れる。(第一話恒例、主人公勝ちフラグ)
持っていた剣を「V」の字に振り天にかざすと、空からヨロイが落ちてくる。
ヴァンはそれに乗り込むと悪党のヨロイをあっけなく破壊した。
ヴァンは悪党のボスを捕まえ情報を聞き出そうとする。「カギ爪の男」、その名が出た時ヴァンの表情が怒りへと変わる。
彼の旅の目的は「復讐」。カギ爪の男を追い、自らの手で殺害するために旅をしていた。
ウェンディの兄を攫ったのもカギ爪の男、彼の旅路の先に兄がいると考えたウェンディは半ば強引に彼に付いていく行くことにした。
一人は「絶望」、一人は「希望」を抱いて。
主要キャラの紹介
ヴァン(CV:星野 貴紀)
常に黒いタキシードにテンガロンハットを被った長身の男。本作の主人公。
様々な通り名を持つ流浪の旅人。最愛の恋人を結婚式当日に殺害され、自身も瀕死の重傷を負う。
恋人を殺害した犯人「カギ爪の男」に復讐するため旅をしている。
猫背かつ、いつも眠たそうにしている。
性格は基本的に無頓着で面倒臭がり屋。事件を他人事のように捉え、面倒事には首を突っ込まないタイプ。
しかし「カギ爪の男」への怒りは凄まじく、情報を持っているも者や関係のある者は仲間だろうと容赦しなくなるほど冷静さを失う。
人としての心はちゃんとあり、不器用だが他人を気遣う優しさも兼ね備えている。
ただ、物凄く鈍感であり本人の自覚なしにデリカシーのない発言をよくかます。あと人の名前を覚えるのが凄まじく苦手。
旅をする際には用心棒などでお金を稼いでいるらしいが、本人の性格もあってか基本貧乏。
宿泊なども落ち着かないらしく、野宿が日常。
味覚が致命的であり、食事の際は店員に店の調味料を片っ端から持って来させ、独特の味付けをして食事をしている。
下戸であり、酒に弱いらしくいつもミルクを頼んでいる。
扱うヨロイは「オリジナル7」の一機、「ダン・オブ・サーズィ」という巨大な剣が変形してロボットになり、それに搭乗する。
腰に伸縮可能な蛇腹剣を武器にし、その剣で自身のヨロイを呼ぶ役割も持っている。
また、生身での戦闘能力も非常に高い。
ウェンディ・ギャレット(CV:桑島 法子)
「エバーグリーン」という町に住む、13歳の女の子。本作のヒロイン。
茶色い髪に緑の瞳、髪の毛を両サイドで縛って横方向で髪を纏めている独特な髪形。
「カギ爪の男」に兄を誘拐されてしまい、自ら助けようと奔走する。
そんな中ヴァンと出会い彼の強さ、目的の一致のため半ば強引に彼の旅へと同行する決意をする。
正義感が強いしっかり者で子供扱いされることを嫌う。言う時にははっきり言うタイプ。
ヴァンの非常識な行動に度々手を焼かされているが、心の底では信頼と好意を寄せている。
兄と別れた際に彼の銃を預かっており、無事再開した際には兄に返すといつもその銃を持っている。弾は一発しか入っていない。
ピンク色のペンダントの形をした亀「カメオ」を首に掛けており、見た目通りアクセサリーのようになっている。一応ペット。
カルール・メンドゥーサ(CV:井上 喜久子)
褐色の肌に、青髪のショートヘア、ナイスバディなスタイルの女性。
職業は情報屋。自らを「カルメン99」と名乗り、99の秘密、99㎝のバストを持つと言われている。
サバサバとした良い姉御的な性格。基本お金目的で行動している。
ウェンディの事は子供扱いしている。
普段は空中飛行の熟せるバイクに乗り各地を転々としている。
情報屋でありながらも戦闘能力は高く、戦闘時は刃が仕込んであるヨーヨーを武器に立ち回る。
ヴァンとは古い付き合いらしいが、一行に名前を覚えてもらっていない。
ジョシュア・ラングレン(CV:野田 順子)
ヴァン達の旅の途中で出会う男の子。
金髪の髪にどこか穏やかな印象のある好青年な見た目。
いなくなってしまった兄を探しに旅をしているが、ヴァン達と旅をすれば兄に会えると考え行動を共にする。
ウェンディと同じ目的であり彼女からも好感を持たれているが、ヴァンからは煙たがられる。
誠実な見た目とは裏腹に、性格はマイペースで鈍感で世間知らず。
本人に悪気はないのだが、ウェンディを探す際に平然と女子トイレなど覗いたりして補導されたりしている。
実はヨロイの開発などに携わっており、メカに関する知識などは一流で裏方やメカニックの才能がある。
最終的に知識のない他のメンバーが多い中でも大切なポジションを担っていくことになる。
宇宙の知識にも詳しい。
レイ・ラングレン(CV:櫻井 孝宏)
薄金髪を後ろで結んでおり、和服らしい服を着た武士のような身なりをした高身長の男。
腰には日本刀の鞘と銃を合体させたような武器を所持している。
ジョシュアの兄である。
彼もヴァンと同じく恋人を「カギ爪の男」に殺害されており、復讐を誓って旅をしている。
性格は寡黙で冷静で冷徹。目的のためなら人を容赦なく犠牲にする非情さを持っている。
しかし、ジョシュア曰く昔は優しい性格だったらしい。
戦闘能力も高く、ヴァンと互角に戦うほどの実力を持っている。
また、ヨロイ乗りでもあり亡き恋人が作り上げた砲撃特化のヨロイ「ヴォルケイン」を手足のように扱い戦う。
作品の見所！
物語序盤は基本一話完結で話が展開していきます。
ヴァン達が旅をしていく道中、様々な事件に巻き込まれ、最終的には悪党を倒していくといった感じです。
その中で新しいキャラクターが現れたり、仲間が増えたりしていきます。
よくあるロボットもののようなお約束展開ですね。この中では強い敵はあまり出てきませんのでサクサク倒していきます。
物語中盤からは黒幕が早々に登場したり、ウェンディの兄も登場したり、怒涛のターニングポイントになります。
仲間もさらに増え、最後に向けて一気に熱が入っていきます。強敵も沢山現れ、苦戦していく様がハラハラさせられます。
キャラが強く成長していくところも見所です。それぞれの旅の理由、そこに注目してみるとさらに楽しめると思います。
- 熱いロボット同士のバトル！
- 個性溢れるキャラクターたち&掛け合い♪
- 物語の中盤～後半にかけての怒涛の展開！
- 主人公ヴァンの成長！
最後にまとめm(_ _)m
本記事を最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
私がこの作品知ったきっかけは、「スーパーロボット大戦」に参加していたところです。
作品自体は2,000年初期なので結構古い作品だと思うのですが、作画もとてもよくテンポもいいので一気に視聴できました。
あまりシリアスすぎず、良いところでコミカルなギャグ回なども挟んでくるので尚更飽きることなく観れると思います。
物語終盤にかけては、次が気になってしまうほど怒涛の胸熱展開です。
参加している声優さんも豪華で、「櫻井孝宏さん」「保志総一朗さん」「堀内賢雄さん」などが主要キャラの声を当てられております。
また、男性なら一度は「ファサリナさん」の妖艶な魅力に落ちた方も多いと思います(笑)
長くなってしまいましたが、TVアニメ「ガン×ソード」個人的にとてもオススメできる作品でした！
荒野のロボット活劇アニメ！
果たしてヴァンは復讐を果たせるのか？ウェンディは無事兄を取り戻せるのか？
物語の結末は是非あなたの目でご覧ください(^^♪